飛び散らない砂利…車椅子やハイヒールでも歩きやすく

自動車 ビジネス 企業動向
砂利地盤安定剤「グラベルフィックス プロ」
砂利地盤安定剤「グラベルフィックス プロ」 全 2 枚 拡大写真

 ヤマチコーポレーションは18日、東京ビッグサイトで開催中のJapan Home & Building Show 2015に出展。オランダBERA社の砂利地盤安定剤「グラベルフィックス プロ」に関する展示を行った。

【画像全2枚】

 ヤマチコーポレーションの伊藤彰仁氏によると、海抜の低いオランダでは水害が多いため、水との付き合い方を考えるような研究や商品開発が進んでいるという。その中で生まれたのが自然に降る雨は、自然に戻すという考えだ。

 このためオランダではアスファルトやコンクリートの利用が、ほかの先進国に比べて少ないという。そこで、公共施設のアプローチや駐車場などで、一般的に利用されているのが砂利だ。雨水を浸透させるため水たまりができず、太陽の照り返しによる輻射熱が少ないというメリットもある。

 ただ、砂利は飛び散ってしまうと掃除が大変になる。さらに、車いすやハイヒールの人が入りづらいという問題もあった。そこで、グラベルフィックス プロのような安定剤が利用されるようになったという。

 グラベルフィックス プロの特徴は、その優れた耐久性にある。素材にはポリプロピレンを利用し、それをハニカム状に成型。結合部に支柱を設けることで縦方向に2.5トン、砂利を入れた状態なら10トンまで耐える強度があるという。会場ではブルドーザーが上に載っている様子もパネル展示されていた。

 また、ハニカム構造のマス目ごとに砂利の種類を変えられるのも、同製品のユニークな特徴となる。会場では駐車場のPマークや、ウサギのマークなどが砂利によって描かれていた。オランダでも駐車場でスペース1台分ごとに、砂利の色を変えるような使われ方がしているという。

 なお、グラベルフィックス プロはホームセンターなどでも扱っているため、一般人でも購入することが可能。砂利を埋めれば紫外線による劣化も防げるため、ハニカム構造事態の耐久年数はかなり長いとのことだ。

ハイヒールや車椅子OKな砂利のアプローチ、路面アートにも!?

《丸田鉄平/H14》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  2. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  3. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  4. トラスト・GReddyから『ジムニーシエラ/ノマド』用ライトベゼル発売、大型ランプ換装に対応
  5. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る