マレーシアと中国両政府は23日、貿易や文化、行政面での協力に関する了解覚書(MoU)8件を締結した。
ナジブ・ラザク首相と中国の李克強首相が臨席し、プトラジャヤにおいて締結式典が行われた。
マレーシア、中国両国政府の共同声明によると、両国政府は犯罪関連の事項、また安全保障について法律面での支援及び相互協力をすることで合意に至った。また、質が高く安全なマレーシア産のパーム油を中国に供給することや、登録商標の登録、知的財産権(IP)に関連する項目の協力についてもMoUが締結された。
また、両国政府は鉄鋼産業や造船、情報通信技術(ICT)、発電、鉄道などの優先分野における技術面などでの協力関係を強化させることでも合意した。