【ニスモフェスティバル15】GTトークショーでもライバルチームとは会話せず!?

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ニスモフェスティバル2015 GTトークショー
ニスモフェスティバル2015 GTトークショー 全 20 枚 拡大写真

11月29日に行われた「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2015」では、イベントステージにおいて『SUPER GTトークショー』を開催。レースさながらのバトルが繰り広げられた。

ステージに現れたのは、1号車『MOTUL AUTECH GT-R』の松田次生選手、ロニー・クインタレッリ選手、鈴木豊監督。12号車『カルソニック IMPUL GT-R』の安田裕信選手、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手、星野一義監督。24号車『D'station ADVAN GT-R』の佐々木大樹選手、ミハエル・クルム選手、ルーカス・オルドネス選手、近藤真彦監督。46号車『S Road MOLA GT-R』の本山哲選手、柳田真孝選手、大駅俊臣監督も登場した。

まずは監督トークショーが行われ、1号車鈴木監督から2年連続チャンピオン獲得をファンに報告。「連覇を目指しますと去年のニスモフェスティバルで言いましたが、皆さんの声援のおかげで2年連続チャンピオンが獲れました。20数年レースをしていますが最終戦は本当に大変でした」。12号車星野監督は「どこか悔しいところはあるけど、日産がチャンピオン獲ったから良いでしょう。来年頑張ります。J.P来年結婚しますから」と冗談で場を盛り上げた。

第2戦富士で久しぶりに優勝した24号車の近藤監督は「何年か勝てない時期が続いたので辛かった。久しぶりに勝てて良かったです。ドライバーが3人体制になったことでいろいろ苦労もありましたが、みんなが良い仕事をしてくれました」と感謝していた。46号車の大駅監督は「去年から勝てそうで勝てないのが続いていたが、やっと1勝できたことでチャンピオン争いに残れて良かったです」と話した。そして、「来年は我がチームがチャンピオンを獲る勢いで頑張ります」とそれぞれ抱負を語った。

続いてドライバートークショーが行われリラックスした雰囲気のなか、46号車の本山・柳田選手は「2年目のコンビでバランスも良く、優勝などの結果も出たので良かったと思う」とコメント。24号車のミハエル・クルム選手はGT最年長優勝者として本山選手に紹介され、佐々木選手が「初めて優勝して表彰式や優勝会見の段取りが分からなくて、クルムさんに聞いたら、クルムさんも11年ぶりの優勝なので全然分からないって言うんです」と笑いを誘った。3戦のみの契約となったルーカス選手は、「3戦は少なくてもっと走りたかった。でも良い結果が出て良かったです」と語った。

続いて12号車の安田選手に話題を振った際には、「ちょっと隣との間隔が広いんです。1号車との間に見えない壁があるんです」とシーズン後半のバトルを想像させるトークで一瞬緊張が走った(?)が、「昨日1号車の人にご飯を奢ってもらったので、今日は会話をします」と場を盛り上げた。ドライバー同士の仲が良いからこその会話だと言えよう。また1号車の松田選手は「第3戦のタイ戦の時に、ロニーに久しぶりに会ったら怒られたんです」と。事の顛末はタイ戦の前にロニー選手と再会したら体がふた回りほど大きくなっていたからだとか。レースバトルを彷彿とさせるトークに終始するかと思いきや、最後には和気あいあいとした雰囲気で観客たちを楽しませていた。

《雪岡直樹》

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