アーケード誤進入の乗用車が暴走、2人が重軽傷

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11月29日午前10時ごろ、大阪府東大阪市内の市道で乗用車が暴走。クルマの通行が禁止されたアーケードに進入し、歩行者1人をはねて重傷を負わせる事故が起きた。警察では運転者がペダルを踏み間違えたものとみている。

大阪府警・枚岡署によると、現場は東大阪市瓢箪山町付近の市道アーケード。午前7時から午後8時までは車両進入が禁止されているが、60歳代の男性が運転する乗用車が進入しようとしているのをパトロール中の署員が発見。「進入できない」と運転者に注意し、クルマは一旦バックしたが、直後に前方へ急発進。そのままアーケード内に突入した。

クルマはアーケード内を約30mに渡って暴走。この間にはねられた85歳の男性が頭部強打の重傷を負った。クルマは柱に衝突して停止。運転していた男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

現場での簡易聴取に対し、運転者の男性は「慌てていてペダルを踏み間違えた」などと供述しているようだ。警察では男性の回復を待って自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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