【タイ国際モーターエキスポ15】日本でも人気が出そう? プジョーの小型商用車 ビッパー

自動車 ニューモデル モーターショー
【タイ国際モーターエキスポ15】日本でも人気が出そう? プジョーの小型商用車 ビッパー
【タイ国際モーターエキスポ15】日本でも人気が出そう? プジョーの小型商用車 ビッパー 全 4 枚 拡大写真

プジョーのコマーシャルビークルのなかでもっともベーシックなモデルとなる『ビッパー』が「タイ国際モーターエキスポ2015」に展示されていた。日本には正式輸入されていないモデルだが、なかなか興味深いたたずまいであったので、紹介しておこう。

ビッパーのボディサイズは全長3864mm×全幅1684mm×全高1447mmとかなりコンパクト。日本の小型車(5ナンバー)に収まる。展示車に搭載されていたエンジンは1.2リットルのディーゼルターボで最高出力75馬力、最大トルク190Nmを発生する。パッケージングはフロント2名+荷室というもので、じつにシンプルだ。

日本ではルノーの『カングー』が高い人気を誇っているが、このビッパーも輸入されてくればけっこう人気が出てきそう。もちろん、そのためには4~5名乗車が可能なようにリヤシートを取り付けることが重要だ。そしてそれに対応した『ビッパーティピー』というモデルがあるのだが、残念ながらボディサイズが大きくなり3ナンバーサイズとなってしまっている。

展示車のビッパーに付けられていたプライスタグは89万9000バーツ。約270万だが、関税や付加価値税などが非常に高いので、日本へ正規輸入となるとかなりリーズナブルにできそうな気もするのだが…。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  2. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
  4. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  5. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  6. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  7. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  8. 春爛漫の新潟に名車が集結…20世紀ミーティング2024春季「クラシックカー&バイクの集い」
  9. 「何にでもなれる自由な存在」グランドクロスオーバー、スズキ『GSX-S1000GX』の凄みとはPR
  10. レクサス最小の『LBX』は、「サイズ的ヒエラルキー」から脱却できたのか?
ランキングをもっと見る