自衛官が飲酒運転で多重衝突事故

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6日午後8時10分ごろ、北海道札幌市豊平区内の国道36号で、信号待ちの車列に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。車両4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で1人が負傷。警察は追突車を運転していた29歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

北海道警・札幌豊平署によると、現場は札幌市豊平区月寒東1条15丁目付近で、右折車線を含む片側3車線の直線区間。第2車線を走行していた乗用車は減速しないまま進行し、信号待ち車列最後部のクルマに追突。さらに第1車線のクルマにも追突するなど、車両4台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で3台に乗っていた4人が病院へ収容され、うち1人が打撲などの軽傷。追突車を運転していた恵庭市内に在住する29歳の陸上自衛官の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察は道路交通法(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「酒は飲んでいない」などと供述しているようだ。警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑でも調べを進めるとともに、酒を飲んだ場所や量の特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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