仮面ライダー新作映画、初日舞台挨拶で「10年前にタイムスリップ」

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「ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」初日舞台挨拶 キャスト陣が10年前を回想 
「ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」初日舞台挨拶 キャスト陣が10年前を回想  全 12 枚 拡大写真

12月12日、映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』が公開となった。
『MOVIE大戦』は仮面ライダーの共闘を描き、人気を博している劇場作品シリーズ。映画では、今年9月に好評の内にテレビ放送を終了した仮面ライダードライブと、新たにスタートを切った仮面ライダーゴーストがスクリーンで共演を果たす。

公開初日には丸の内TOEIで舞台挨拶が行われ、ゴーストチームから西銘駿(天空寺タケル役)、大沢ひかる(月村アカリ役)、山本涼介(深海マコト役)、柳喬之(御成役)、西村和彦(天空寺龍役)、ドライブチームから竹内涼真(泊進ノ介役)、内田理央(詩島霧子役)、上遠野太洸(チェイス役)、稲葉友(詩島剛役)らキャスト陣が登壇。さらに劇場版ゲストとしてダヴィンチ眼魔の声を演じたケンドーコバヤシ、ラファエロ眼魔とミケランジェロ眼魔の声を担当したお笑いコンビ・シソンヌのじろうと長谷川忍も参加し、豪華な顔ぶれが揃った。

父親からのメッセージが大きな意味を持つ本作について、西銘は沖縄から上京している自身の現状に触れて「両親に感謝している。この作品を見る子どもたちは、親に感謝できるような子になって欲しい」とコメント。
そのコメントに対していの一番に拍手を送った竹内は「龍(西村)さんがタケルをたしなめるシーンがカッコいい。僕もそういう風に子どもを躾けたい。舐められたら困るので」と話し、会場の笑いを誘った。

それを受けた西村は特撮作品で俳優デビューした過去を振り返り、当時仮面ライダーのオーディションを受けるも落ちてしまったことを明かした。本作への出演で念願が叶ったと笑顔を見せ、「特撮は子どもに夢を与える作品。親が忘れてしまったものを思い出し、こういう子どもに育って欲しいという願いも込められている。親子で楽しめる素晴らしさがある」と特撮への愛を語った。

10年前にタイムスリップするという本作のストーリーにならい、10年前は何をしていたかという質問があった際は、登壇者全員が当時のエピソードを披露した。
山本は当時から背が高く、打ち込んでいたサッカーではゴールキーパーを担当。プロを目指して練習していたそうだ。同じくサッカーのプロを目指していたという竹内は「夢はアンセム(応援歌)を受け、客席の注目を集めながらサッカーをすることだった。こうして舞台上で脚光を浴びることができたという意味では夢が叶った」と語った。

他にも、バスケットボール部に所属していた柳や、某マンガ作品に影響を受けてテニスのサーブを練習していた上遠野など、スポーツに関するエピソードが目立つなか、内田は「大人になってからこんなに戦うとは思ってなかったので、体育の授業でもラジオ体操からちゃんとやればよかった」とトーク。
それに対し、作中で内田の弟役を演じてきた稲葉は「仮面ライダーになるために、当時から逆立ちや懸垂をして鍛えていた。男兄弟で、ずっとお姉ちゃんが欲しかった」と返答。稲葉も夢が叶ったとアピールし、拍手が起こる一幕が見られた。

最後はテレビ放送を完走したドライブチームへ、ゴーストチームから花束が贈られた。「本当に濃い一年だった。キャストとも家族のような仲になり、一生付き合っていく仲間ができた。またドライブチームで帰ってきたい」と話す竹内は、続けて「『鎧武』から受け取ったバトンを『ゴースト』に渡すことができた。きっと『ゴースト』も素晴らしいラストを迎えてくれると思う」とエールを送った。
西銘は「ゴーストチームは映画の撮影が初めてで、ドライブチームやスタッフにたくさん支えられた。少しでも多くの人にこの作品を観てもらいたい」と応じ、舞台挨拶を締めくくった。

『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超 MOVIE大戦ジェネシス』
12月12日(土)公開
(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

「ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」初日舞台挨拶 キャスト陣が10年前を回想 

《キャプテン住谷》

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