日産 ティアナ、自動ブレーキを全グレードに標準装備

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日産 ティアナ
日産 ティアナ 全 3 枚 拡大写真
日産自動車は、『ティアナ』の全グレードに「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」と「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備し、1月6日より発売すると発表した。

エマージェンシーブレーキは、フロントカメラで前方車両や歩行者を検知し、衝突の危険性があるとシステムが判断した場合にはメーター内の警告灯とブザーでドライバーに衝突回避操作を促す。さらに、万一ドライバーが安全に減速できなかった場合には緊急ブレーキを作動させて、衝突を回避または衝突時の被害や傷害を軽減する。

踏み間違い衝突防止アシストは、フロントソナーとバックソナーにより障害物と自車との距離を検知し、約15km/h未満の低速時で前進・後退するときに作動。壁などの障害物があるにもかかわらずアクセルペダルを強く踏んでしまったときに、メーター内の警告灯とブザーにより運転者に警報するとともに、急加速しないように車両を制御、またブレーキを自動で作動させて、衝突を回避または衝突時の被害を軽減する。さらに、ブレーキ操作が遅れて障害物に接近した場合、自動的にエンジン出力やブレーキを制御して障害物への衝突を回避、または衝突被害を軽減する。

価格は256万3920円から319万6800円。

日産はエマージェンシーブレーキの採用車種を拡大し、2015年度中に日本で発売しているほぼ全てのカテゴリーに搭載を完了すると発表している。今回のティアナのほかに、『セレナ』『ノート』『デイズ』『デイズルークス』『ジューク』『リーフ』『エクストレイル』に標準搭載を完了している。

《纐纈敏也@DAYS》

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