英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブの最新作、マクラーレン『675 LTスパイダー』。同車をF1ドライバーがテストする映像が、ネット上で公開された。
675 LTスパイダーは、マクラーレン『650 Sスパイダー』をベースに開発された本格サーキット走行にも対応する高性能モデル。3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、650S用に対して、部品の50%以上を新設計。最大出力は650 Sの650psから、675LTでは675ps/7100rpmまで引き上げられた。最大トルクは71.4kgm/5500-6500rpm。
また、650 Sに対して、100kgの軽量化も達成。乾燥状態の車両重量は、1270kgに抑えられた。カーボンファイバー製のリップスポイラー、追加された冷却用のインテーク、ツインチタニウム・エグゾーストなど、多くの専用装備を盛り込む。
トランスミッションは7速「SSG」。パワフルなエンジンと軽量化されたボディにより、マクラーレン675 LTスパイダーは0‐100km/h加速2.9秒、最高速326km/hと、世界屈指のパフォーマンスを実現した。
マクラーレンオートモーティブは12月21日、675 LTスパイダーの公式映像を配信。F1ドライバーのブルーノ・セナ選手が、そのポテンシャルを存分に引き出している。