イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリのオープンモデル、『カリフォルニアT』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが判明した。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。フェラーリの米国法人、フェラーリノースアメリカから、カリフォルニアTに関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、燃料系統の不具合が原因。NHTSAによると、カリフォルニアTの燃料ポンプと燃料ラインが正しく接続されていない可能性があり、燃料漏れを起こす恐れがあるという
リコールの対象となるのは、2016年モデルのカリフォルニアT。2015年9月上旬から、11月中旬にかけて生産され、米国で販売された185台がリコールに該当する。
フェラーリノースアメリカでは、対象車の顧客に連絡。販売店において、燃料ライン一式を無償交換するリコール作業を行うとしている。