日産の南米向け新型SUV、キックス …ブラジルで生産へ

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日産キックスの予告イメージ
日産キックスの予告イメージ 全 3 枚 拡大写真

日産自動車は1月4日、ブラジル・リオデジャネイロにおいて、2016年に中南米市場で発売する新型クロスオーバー『キックス』を、同国のレゼンデ工場で生産すると発表した。

日産は、2014年に稼働を開始し、ブラジル市場で主力モデルの『マーチ』や『ラティオ』を生産するレゼンデ工場に、今回新たに7億5千万レアル(約228億円)を投資。ブラジル国内に600人を新規雇用する。また、新型キックスの生産開始に伴い、レゼンデ工場は2直体制となる予定。

日産は2012年、サンパウロモーターショー12で発表した『エクストレム』コンセプト、続く2014年に発表したキックスコンセプトの開発で培った知見や顧客からのフィードバックをベースに、各市場の文化や生活スタイルのニーズを採り入れ、新型モデルの開発に活かしてきた。 

新型キックスは、中南米市場における2016年の発売を皮切りに、グローバルでの投入を検討している。なお日産は、キックスの予告イメージを1点、配信した。

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、「2003年に日産初となるクロスオーバーモデル『ムラーノ』を発売して以来、日産は世界のクロスオーバー市場でリーダーシップを取ってきた。その後に続くクロスオーバーの『ジューク』や『キャシュカイ』、『エクストレイル』の市場での成功は、先進的でユニークなデザインに加え、日産が持つ先進技術を搭載したことが要因。今回のキックスの投入により、日産の強みであるクロスオーバーラインアップを、より多くの市場に浸透させることが可能になるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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