【CES16】BMW、充電ステーション付き街路灯「ライト・アンド・チャージ」発表

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BMWのライト・アンド・チャージ
BMWのライト・アンド・チャージ 全 3 枚 拡大写真

BMWグループは1月5日、米国ラスベガスで開幕した「CES2016」において、革新的な充電ステーション付き街路灯、「ライト・アンド・チャージ」を発表した。

ライト&チャージは、EV用充電ステーションとして使える極めて効率的な街路灯システム。最先端のLED 技術を使った街路灯に、EVに搭載される高電圧バッテリーにキャッシュレスで充電するための接続部を組み合わせた。

各街路灯ユニットは、照明の要件に応じて高効率高輝度LED モジュールを最大4 つまで組み込めるモジュール方式を採用。とくに、自動車用ヘッドライトで培ったLED技術の優れた配光特性を利用して、不要な配光をカットしたり、環境面を配慮して光を遮断したりすることができる。

この構想は間もなくミュンヘン、オックスフォード、ロサンゼルスの市街地の道路全体に拡張され、街路灯とリンクされた革新的な充電ステーションにアップグレードされる予定。この新しいシステムは現在、ロンドンとベルリンでの意思決定会合において、検討されている。

BMW グループのライト&チャージ・ユニットは、他社製を含むEVの充電ケーブル用の標準化されたコネクターを装備。統合型コントロールユニットにより、スマートフォンのアプリやRFID カード(IC カード)を使って、非接触で充電プロセスを開始できる。

ライト&チャージ・テクノロジーは、BMW グループが欧州や米国の政府のエネルギー部門や自動車部門をパートナーとし、エレクトロモビリティの確立を目的として推進している数多くのプロジェクトの一つとなる。

《森脇稔》

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