笹子トンネル訴訟、NEXCO中日本が控訴断念 国交相「再発防止徹底を」

自動車 社会 行政
天井板落下事故があった笹子トンネル(資料画像)
天井板落下事故があった笹子トンネル(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

石井啓一国土交通相は8日の閣議後会見で、NEXCO中日本が、笹子トンネル天井版崩落事故の訴訟で控訴しない方針を発表したことについて「再発防止の徹底と国民の信頼回復に努めてほしい」と述べた。

2012年12月の笹子トンネル事故を巡っては、死亡した5人の遺族がNEXCO中日本などを相手取って損害賠償を求める訴訟を起こし、昨年12月22日に横浜地裁であった判決では、NEXCOなどに4億4000万円あまりの賠償を命じていた。

石井国交相は「中日本高速は、判決を真摯に受け止めるとコメントしており、事故を教訓として再発防止の徹底と安全・安心に向けた国民の信頼回復に努めてほしい」と述べ、さらに「国土交通省としても、インフラのメンテナンスを引き続きしっかり行い、老朽化対策を着実に進めていきたい」と述べた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る