【AMAスーパークロス開幕戦】アンダーソンがハスクバーナに初優勝もたらす

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ハスクバーナに450SXクラス初の優勝をもたらし、自身も初優勝を果たした#21ジェイソン・アンダーソン(Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing)。
ハスクバーナに450SXクラス初の優勝をもたらし、自身も初優勝を果たした#21ジェイソン・アンダーソン(Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing)。 全 4 枚 拡大写真

米国カリフォルニアで現地1月9日に開催された「2016AMA スーパークロス開幕戦/アナハイム1」は、ハスクバーナにとって忘れられない時と場所となった。

ハスクバーナのワークスチーム「Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing」から最高峰クラスである450SXに出場したジェイソン・アンダーソンが初優勝。自身にとってもハスクバーナにとっても、AMAスーパークロスでの初めての栄冠を手にした。

オフシーズン、アンダーソンは徹底したトレーニングを行い、その実力を高めていた。決勝レースでは好スタートを切り、積極的な走りを見せる。

しかしその勢いは、2周目に起きた他者の転倒によるレッドフラッグで止められてしまう。迎えた再スタート、アンダーソンは中盤に沈んだもののすぐに気持ちを切り替え、プッシュを開始。

1周目を7位で通過すると徐々に順位を上げ9周目に2位に浮上。そして14周目に首位に躍り出るとそのままトップでゴールしたのだ。

アンダーソンのコメント。

「やっと勝つことができた。今日のアナハイムは素晴らしかった。決勝の再スタートは平凡なものだったが、自分らしい走りを心がけ、その結果勝つことができた。本当にうれしい」

次戦第2戦は、現地1月16日カリフォルニア州サンディエゴで開催される。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日本発の高性能EV『アウル』、最高速438.7km/hを記録…世界最速の電動ハイパーカーに
  2. トヨタ『ヤリス』次期型は2025年末登場か、ハンマーヘッド&新エンジン搭載でスポーティ感アップ!?
  3. アルピーヌ初のEV、コンパクトハッチ『A290』欧州発表…220馬力モーター搭載
  4. 『MINI クーパー 5ドア』新型…全長180mmプラス、価格は408万円から
  5. 日産『ノートオーラ』がマイナーチェンジ、90周年記念車と“大人のオーラ”「AUTECH」も新設定
  6. 【ホンダ N-VAN e:】新型軽商用EV発売…実質的な価格は200万円以下、一充電走行距離245km
  7. BMW『M2』に改良新型、直6ツインターボは480馬力に強化…欧州発表
  8. じ~ん。ポルシェを手に入れた瞬間の幸福
  9. ダッシュ! 軽量スポーツカーメーカーのアリエルが電動アシスト自転車を発表
  10. VANTECH、ペットとの時間を大切にする特別仕様のキャンピングカーを発表
ランキングをもっと見る