東京急行電鉄(東急)は1月27日、当面のホームドア設置工事のスケジュールを発表した。6月までに、新たに5駅でホームドアの使用を開始する。
本年度の設置計画では、10駅でホームドアの設置工事を行うことが予定されていた。このうち東横線の新丸子駅と田園都市線の宮前平駅は、既にホームドアの導入が完了している。
今後は2月に東横線元住吉駅でホームドアの使用を開始する予定。3月は東横線菊名駅(下り3・4番線)と大井町線溝の口駅で使用を開始する。東横線大倉山駅は5月、都立大学駅は6月から使用を開始する予定。東横線の田園調布駅と反町駅、大井町線の緑が丘駅は3月中に着手し、2016年度中に使用を開始する予定だ。
東急はホームドアの導入時期を前倒しで進めており、東京オリンピックが開催される2020年を目標に、東横線・田園都市線・大井町線の全64駅にホームドアを設置するとしている。