アルバイトは見た…赤裸々な上司の姿、理想と現実のギャップ

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anが行った「上司の理想と現実のギャップ」調査の結果
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 世代によって仕事観が違うように、理想の上司像もさまざまだ。アルバイト求人情報サービス「an」がそんな上司について、若者を対象に調査を行った。

 アンケートの対象は15歳から24歳の男女2472人で、「バイト先の理想の上司・店長像」と「現実の上司・店長ができていること」について複数回答で聞いている。調査期間は2015年7月28日から7月30日で、有効回答数は1867件。

 この調査で理想と現実がもっとも乖離していたのは「えこひいきをしない」というもの。63.4%が理想の条件に挙げているが、実際の上司が「できている」と答えたのは21%にとどまった。

 anによると、回答者が「えこひいき」と感じた事例として顕著だったのは、「かわいい女の子やお気に入りの女の子には怒らない」といった女性スタッフへの対応の差だという。対応や注意、指導の仕方だけでなく「特定の女性スタッフだけ名前で呼ぶ」といったことも「えこひいき」を感じさせることとして挙げられていた。

 理想と現実のギャップとしては、「えこひいき」に次いで「スタッフをやる気にさせてくれる」「スタッフが楽しく働ける雰囲気づくり」というモチベーション管理に関わる項目が2位、3位にランクインしている。1位の「えこひいき」は対照的にモチベーションを下げる原因になる事柄だ。

 「ある程度仕事をまかせてくれる」といったやりがいに関わる項目は34.3%とやや支持率が低く、職場のムードに関わる項目が上位に来ている形だ。anはこうした結果の背景として、若者世代がアルバイトをお金のための労働というより、「楽しく働く場」としたい意識が強まっていることがあると分析している。

 なお、理想と現実の乖離率トップ10に入った項目のなかで「理想の上司像」としてもっとも支持を受けているのは「いざというときにフォローしてくれる・責任を取ってくれる」で65.6%。こちらは約3割は現実の上司もできていると回答されており、乖離率は4位だった。
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アルバイトが感じる上司の理想と現実、最大のギャップは何?

《こばやしあきら/H14》

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