「丸亀製麺」のアジア戦略…マレーシアのヌードルショップを傘下に

エマージング・マーケット 東南アジア
 
  全 2 枚 拡大写真

【マレーシア】焼鳥店「とりどーる」、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」などを展開するトリドール(神戸市)は5日、マレーシアでヌードルショップ「ボートヌードル」を展開するウルトラ5フード・アンド・ビバレッジに出資し、グループ化すると発表した。

 2025年末までに東南アジアを中心に1000店舗体制の構築を目指す。

 「ボートヌードル」はタイの水上マーケットで働く人たちが日常的に船の上で食べていた小さなスープヌードルがルーツ。船上で手軽に食べられるサイズのヌードルを日本の回転ずしの要領で、自分が食べたい分注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べ進める。1杯1・9リンギ(約53円)。東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国で展開する「丸亀製麺」は日本同様、約300円程度でうどんを提供しており、「ボートヌードル」のグループ化で、新たな客層の取り込みを図る。「ボートヌードル」は豚肉を使わないため、ハラル認証(豚肉やアルコールを含まないなどイスラム法に則って処理された食品に対する認証)を取得し、イスラム圏での展開も目指す。

「丸亀製麺」のトリドール、マレーシアのヌードルショップチェーンをグループ化

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  6. 今年の「鈴鹿8耐」は新モデルの日本初披露が目白押し!? 話題のネオレトロバイクも
  7. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  10. ジェネシスの新型ハイパーカー、V8ツインターボエンジンの始動に成功…2026年WEC参戦へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る