いすゞ川原専務、日野とのバス合弁会社の生産能力増強を検討…受注好調で
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日本自動車販売連合会の統計によると2015年のバス販売台数は前年比11.7%増の1万3387台と、乗用および商用の全車種の中で最も高い伸びを示している。
川原専務は「インバウンド(訪日外国人客)効果がどこまで続くかということもあるが、最低限(東京五輪が開催される)2020年までは(好調な受注が)続くだろう」とした上で、「来年度にジェイ・バスの能力をアップするということは今検討しているし、実施する」と語った。
能増の規模について川原専務は「他社が能力増強を考えている規模よりは上くらいに行きたいと思っている」と述べるにとどめたが、「人を増やすというのも方法だし、能力をアップする際に少しはネック工程がでてくるので、そうしたところを解消していくことを考えている」と説明した。
《小松哲也》