クライスラー、ミニバンなど11万台をリコール…エアバッグに不具合

自動車 ビジネス 海外マーケット
クライスラータウン&カントリー
クライスラータウン&カントリー 全 2 枚 拡大写真
米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)は2月上旬、米国を中心に約11万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

今回のリコールは、エアバッグの制御システムに不具合があるために行われるもの。FCA USによると、事故の際、エアバッグを最適に展開できない恐れがあるという。

なお、FCA USでは、この不具合に起因した可能性のある事故により、7名の負傷者を把握。ただし、全員が軽傷としている。

リコールの対象となるのは、2008-2009年モデルのクライスラー『タウン&カントリー』、2008-2009年モデルのダッジ『グランドキャラバン』、フォルクスワーゲンにOEM供給された2009年モデルの『ルータン』、2009年モデルのダッジ『ジャーニー』。米国では11万2001台、カナダやメキシコ、NAFTA地域外でも、少数がリコールに該当する。

FCA USは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、点検およびリコール作業を行う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る