英国のスポーツカーメーカー、ロータスカーズは2月25日、『エヴォーラ スポーツ410』の概要を明らかにした。実車は3月1日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー16で初公開される。
エヴォーラ スポーツ410は、同社のミッドシップ4シータースポーツカー、『エヴォーラ』のさらなる高性能バージョン。ロータス史上、最速かつ最もパワフルな市販車、『エヴォーラ400』をベースに、軽量化が図られた。
エヴォーラ400に対して、スピーカーやドアアームレスト、収納ポケットなどを廃止。ドアトリムパネルは一体成形とし、アルカンターラで仕上げた。これらにより、70kgの軽量化を果たす。
ミッドシップに搭載される3.5リットルV型6気筒スーパーチャージャーは、サーキット専用車の『3-Eleven』用と同じチューニングを実施。最大出力は410hpと、エヴォーラ400よりも10hp強化。最大トルクは41.8kgmと変わらない。
動力性能は、0-100km/h加速が4.1秒、最高速が300km/h。エヴォーラ400に対して、0-100km/h加速は0.1秒短縮した。エヴォーラ スポーツ410は、限定150台が生産される。