トヨタ自動車が3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16でワールドプレミアした『C-HR』。パワートレインには、ハイブリッドが設定される。
C-HRのハイブリッドパワートレインは、新型『プリウス』用と基本的に共通。エンジンは、1.8リットル直列4気筒ガソリン。欧州仕様の場合、最大出力98ps/5200rpm、最大トルク14.5kgm/3600rpmを発生する。
エンジンに組み合わせるモーターは、最大出力72ps、最大トルク16.6kgmを引き出す。トランスミッションは電気式無段変速機。駆動方式はFFとなる。
C-HRは、新型プリウスの欧州仕様と、エンジンスペックが共通。モーターのスペックも同一。C-HRが開発段階で、「プリウスのクロスオーバー車」と予想されてきたのも、理解できる。
日本仕様の燃費を、40km/リットルの大台に乗せた新型プリウス。C-HRの燃費性能は、現時点では公表されていないが、欧州市場で重視されるCO2排出量は、「90g/km以下」と発表されている。