【MINI コンバーチブル 新型】センターメーターは「今後も必ず残る」

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MINI コンバーチブル
MINI コンバーチブル 全 8 枚 拡大写真

新型MINI『コンバーチブル』は、遠くから見てもMINIのインテリアだとわかることを大切にデザインしたという。

そう話すのは、MINIインテリア・デザイン・マネージャーのオリバー・ジーグハルト氏だ。そして、「(インパネの)センターにある円形の表示部分が最も重要だと思っている」と述べる。

クラシックMINIや、先代の3ドアMINIなどのスピードメーターがこの表示部分にあった。しかし、2013年にデビューした3代目MINI以降、この表示はナビなどを含むインフォマティクスに変わった。ジーグハルト氏は「ドライバーと助手席の二人を常に意識した結果だ。つまり、スピードメーターはドライバーの目の前にあることが、人間工学的にも良く、インフォマティクスを中央に配置することで、助手席への情報の提供ができるからだ」と述べる。

また、その下にはヘリテージを感じさせるトグルスイッチを採用することで、「現代とヘリテージを融合させた。この二つの世界を一緒にすることでクリエイティビティが増している。つまり、ユーザーに対して機能性の高いものを提供しながらも、ミニのフィーリングが提供できているのだ」と説明。

では、将来のMINIを考えた時にもセンターの表示は重要なのか。ジーグハルト氏は、「センターの表示は必ず残る」と断言。しかし、その表示に関しては、「デザインチームのクリエイティビティだけではなく、将来のトレンドや、技術というのも取り込んで、それを融合させた形になるだろう」と述べ、そこには最新技術が表示されていくことを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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