鬼怒川ゴム、非上場に…脱日産、グローバル化を加速

自動車 ビジネス 企業動向
鬼怒川ゴム(ウェブサイト)
鬼怒川ゴム(ウェブサイト) 全 1 枚 拡大写真

自動車用ゴム・合成樹脂製品大手の鬼怒川ゴム工業は3月11日、日本政策投資銀行による株式公開買い付け(TOB)を受け、株式非公開化することを正式に表明した。

近年、自動車生産のグローバル化に伴い、従来、メーカー毎にメインサプライヤーが決まっていた棲み分け構造が急激に変化。部品メーカーにもグローバル競争の波が押し寄せている。日産自動車向けの取引が大半を占める鬼怒川ゴムにとって、グローバル化への対応が喫緊の課題となっていた。同社は、非上場となることで意思決定の迅速化を図り、日産以外の国内外企業との取引拡大を目指す。

なお日本政策投資銀行によるTOBは7月上旬よりにより実施の予定。筆頭株主の日産自動車、第2位株主の東洋ゴムはすでにTOBへの応募を表明している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  2. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. 「80スープラ」の真髄は、サスペンション設計にあった【懐かしのカーカタログ】
  5. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る