【ジュネーブモーターショー16】変わるデザイン、変わらないDNA…アウディ チーフデザイナー

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アウディ チーフデザイナー マーク・リヒテ氏
アウディ チーフデザイナー マーク・リヒテ氏 全 7 枚 拡大写真

3月初めにスイスで開かれた、ジュネーブモーターショー16において、アウディのチーフデザイナーであるマーク・リヒテ氏の話を聞く機会を得た。今回のショーでは、若者向けの新型SUV『Q2』を世界初公開したアウディ。そのデザインが今、変わろうとしている。

【画像全7枚】

2014年にフォルクスワーゲンからアウディに移籍したリヒテ氏だが、ブランドのデザインを「変えていく」と断言する。「Q2を例で言うと、Q2のターゲットは若い人。はっきりしたキャラクターを好む」と、ターゲットによってデザインを柔軟に変えていくと明言。

とは言っても、ブランドとしての根幹は変わらないという。ブランドマトリックスの描かれたボードを手に取ると、「Vorsprung durch Technik(技術による先進)が真ん中にあり、プログレッシブ、高級感、スポーティの3つの価値をどのクルマでも表現していく」と力強く語る。

「ブランドマトリックスは変わらないDNAといっていい」と続けるリヒテ氏。「シングルフレームはその要素で、2004年からやってきて、これは今後も変わらない」と、ブランドとして変わらない部分もあると強調。しかし、シングルフレームの解釈は変わると言う。「例えば、Q2は初めてアウディのクルマを買うような若い顧客がターゲットなので、よりはっきりした、やんちゃなキャラクターを出したかった」と言い、色も赤や黄色やオレンジなど、若者を意識していることを明かした。

今回、Q2が新しく斬新なデザインを取り入れた背景には、SUVのデザインマンネリ化があるという。「SUVは大きくてクラシカルなデザインが主流だが、そのセグメントの中で、Q2は小型でプレミアムという新しいコンセプトを提示した」と、そのスポーツ性の高さを強調し、そういう意味で「プログレッシブ」なデザインだと説明した。

《関 航介》

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