商船三井、次世代型自動車船のデザインを公表…2017年デビュー

船舶 企業動向
次世代型自動車船「FLEXIE」(イメージ)
次世代型自動車船「FLEXIE」(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

商船三井は、南日本造船が建造し2017年竣工する予定の次世代型自動車船「FLEXIE」の形状デザインを発表した。

船首部をラウンド形状とすることで、風圧抵抗を低減、現行の自動車船に比べ、約2%のCO2削減効果を見込む。この形状は、商船三井テクノトレード、三井造船昭島研究所との共同研究の成果。

商船三井はこれまで、「シップ・オブ・ザ・イヤー2003」を受賞した風圧抵抗低減型自動車船「COURAGEOUS ACE」の開発や、コンテナ船風圧抵抗低減のための新型風防の開発、新型帆走装置「Power Assist Sail」など、風圧抵抗の低減や、風を推進力に利用する研究開発を継続してきた。今回公開した次世代型自動車船形状デザインの研究開発成果もこの一環。

商船三井グループでは、環境負荷を低減する次世代船構想「船舶維新」プロジェクトに取り組んでおり、今後も様々な環境技術の開発に取り組み、船舶からのCO2排出削減に注力する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る