トヨタ自動車は4月13日、『クラウン』などの燃料装置(デリバリパイプ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、トヨタ『クラウン』『マークX』、レクサス『IS250』の3車種で、2003年12月10日~2007年10月26日に製造された計32万5755台。
エンジンのデリバリパイプにおいて、燃圧センサの締め付け指示が不適切なため、適正に締め付けられておらず、締め付け部の軸力が低下し、シール不良となるものがある。そのため、低温時に燃料臭がしたり、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、燃圧センサのガスケットを新品に交換して燃圧センサを適正に締め付ける。
不具合は148件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。