【新聞ウォッチ】熊本地震、長期化する避難生活…「車中泊」が命取りに

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熊本地震 避難所の様子
熊本地震 避難所の様子 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全3枚】

2016年4月19日付

●熊本地震死者44人に、なお安否不明者、72時間深夜の捜索(読売・1面)

●熊本生産拠点が集中、全国の製造業に影響、車、半導体(読売・9面)

●車中泊の3人重体、エコノミークラス症候群(朝日・1面)

●トヨタの株価、一時7%下落、地震影響を懸念(朝日・9面)

●GW前後の一般道渋滞予測、28日と5月2,6日多めか(朝日・24面)

●供給網復旧へ動く、生産委託ソニー拡大検討、アイシン他工場で(日経・1面)

●カーシェア事業欧米車が拡大、ダイムラーやGM,サービスに軸足(日経・6面)

●水素社会ホンダの提案,供給施設、設置1日、FCV、緊急時電源(日経・12面)

ひとくちコメント

震度5強を観測する地震が発生するなど、発生から6日目を迎えても相変わらず余震が続いている熊本地震。死者が44人に増え、行方不明者の捜索も総力をあげて懸命に続けているという。

きょうの各紙も「72時間深夜の捜索」(読売)などと取り上げているが、そんな中「車中泊の3人重体」という気の毒としか言いようのないショッキングなニュースが大きく報じられている。

記事によると、倒壊などの危険性のある自宅を離れて避難のために「車中泊」をしていた50~60代の女性3人が、エコノミークラス症候群と診断され、意識不明の重体。このうち、60代の2人女性は病院に搬送時にはすでに心肺停止状態だったという。

さらに、別の数人もエコノミークラス症候群と診断、さらに、その疑いがある人も増え続けているという。

熊本地震では体に感じる余震が続いているために、避難所の屋内で過ごさずにマイカーなどのクルマの中に身を寄せながら、駐車場で夜を明かす「車中泊」の人が数千人以上にのぼっているという。

このため、同じ姿勢で長時間座ると、手足がうっ血し、静脈に血の塊(血栓)ができるほか、呼吸困難になる、いわゆる「エコノミークラス症候群」に襲われる危険性が高いそうだ。

その症状を防ぐには手足の運動や水分補給が不可欠とされているが、「快適空間」と思われている車内も長く滞在すれば命取りになりかねない。

《福田俊之》

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