世界最速、最強、最も高価と、3拍子そろったフランスのスーパーカー、ブガッティ『ヴェイロン』。同車が米国市場において、連続で2件のリコール(回収・無償修理)を実施することが分かった。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「ブガッティから、ヴェイロンに関するもう1件のリコールの届け出を受けた」と公表している。
2件目のリコールは、バッテリーの不具合が原因。NHTSAによると、ヴェイロンのバッテリーケーブルおよびオルタネーターとの接続部が腐食している可能性があり、過熱による火災のリスクが高まるという。
リコールの対象となるのは、2006-2008年モデルのヴェイロン。米国で販売された13台が、リコールに該当する。
ブガッティは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、バッテリーケーブルおよびオルタネーターを交換するリコール作業を行うとしている。