三菱自動車に立入検査、他メーカーにも確認求める...国交省

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三菱自動車 名古屋製作所 岡崎工場(資料画像)
三菱自動車 名古屋製作所 岡崎工場(資料画像) 全 3 枚 拡大写真

国土交通省は20日午後、愛知県岡崎市の三菱自動車名古屋製作所・技術センターに対して道路運送車両法に基づく立入検査に入った。21日も続ける。

【画像全3枚】

三菱自動車は20日、同社が13年6月から生産する『eKワゴン』『eKスペース』と、日産自動車向けに供給する『デイズ』『デイズルークス』の4車種で、新車販売前に取得する型式認証において、燃費試験データを実際よりよく見せる不正操作を行ったことを公表。同日、報告した。

自動車局は「制度の根幹を乱す。自動車メーカーが出してくる情報に不正があったことが日本でも起こったのが残念」と、深刻に受け止めている。21日の説明には納得せず、27日までに不正操作の詳細な報告を求めた。

三菱自動車は燃費測定のもとになる走行抵抗値を高速惰行法で求めたとする。これについて自動車局は、開発手法として使われているのかもしれないが、米国内で使われている方法とも違っているとして、現状では対策を考えられるだけの説明を受けていないという判断だ。

型式認証制度は、求められる保安基準や環境基準のすべてを国の関係機関が検査するのではなく、認証のための検査に必要なデータはメーカーが調べて、所定の様式の中に整えることになっている。提出されるデータに疑いを持つ制度にはなっていない。

「どこまでメーカーを信用していいか。このことは非常に遺憾だと思っている。当然、今後考えていかないといけない」(自動車局)

そのため他の国内メーカーについても、5月18日を期限に同種の事例がないかの確認の要請を行った。

《中島みなみ》

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