国交省、タカタ製エアバッグの未改修車両ユーザーへDM送付…米国での死亡事故発生を受け

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タカタのエアバッグリコール対象となったホンダ アコード
タカタのエアバッグリコール対象となったホンダ アコード 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は4月28日、タカタ製エアバッグのリコールについて、未改修車両のユーザーに対し、改修促進を目的としたダイレクトメールを送付すると発表した。

タカタ製エアバッグのリコールは、2009年以降に届出され、対象台数は1260万台に達しているが、現在のリコールの改修状況は3月末時点で54%にとどまっている。これまでも国交省では、自動車メーカーおよびタカタに対して早急な改修を指導するとともに、未改修車両のユーザーに対し、車検証交付時に警告文を交付してきた。

しかし、今年3月31日、米国で2002年製のタカタ製エアバッグ搭載車両で異常破裂による死亡事故が発生。このような状況を踏まえ、国交省ではタカタ製エアバッグの改修を促進するため、未改修車両のユーザーに対して、ダイレクトメールを送付することを決定した。

送付の対象範囲は、米国等での死亡事故等の原因とされている運転席側タカタ製エアバッグで、日産、トヨタ、ダイハツから届け出があったリコールの未改修車両。対象台数25万7312台のうち改修未実施の3万6602台の使用者に対し、ダイレクトメールを送付する。

《纐纈敏也@DAYS》

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