トヨタのブレーキ合弁、アドヴィックス…増資と持株比率を変更

自動車 ビジネス 企業動向
アドヴィックス「アイドリングストップ協調ブレーキ制御モジュレーター」
アドヴィックス「アイドリングストップ協調ブレーキ制御モジュレーター」 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車とアイシン精機、デンソー、住友電気工業の4社の合弁会社、アドヴィックスは4月28日、増資および持株比率の変更について合意した、と発表した。

トヨタとアイシン、デンソー、住友電工は2014年11月、ブレーキ事業競争力強化を狙いとし、アドヴィックスへの事業集約について合意。この事業再編を推進する中で、従来のブレーキ開発の効率化を図るとともに、ブレーキ分野における自動運転などの先進技術の高度化への対応を目的に、アドヴィックスの事業基盤強化に向けた増資が必要と判断した。

そこで、第三者割当増資をアイシン、デンソー、トヨタの3社で引き受けることに。同時に、住友電工からデンソーへの株式譲渡を行い、持株比率を変更することを決めた。

アドヴィックスの資本金は現在、70億4000万円。今回、51億6900万円の増資を行い、増資後の資本金を、122億0900万円に引き上げる。

また、持株比率の変更に関しては、アイシンが55%から51%へ、住友電工が18%から6%へ、それぞれ引き下げ。デンソーは、18%から34%へ引き上げる。トヨタの持株比率は、9%で変わらない。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る