【SUPER GT】今季オートポリス戦の中止が決定…代替として、8月富士か11月もてぎの2レース化を検討中

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昨年のSUPER GTオートポリス戦。
昨年のSUPER GTオートポリス戦。 全 6 枚 拡大写真

4日、SUPER GTのシリーズ運営団体「GTA」の坂東正明代表が第2戦開催中の富士スピードウェイで定例会見に臨み、延期が決まっていた九州オートポリス戦の中止と、代替として8月の富士戦か11月のもてぎ戦いずれかでの2レース実施を検討していることを公表した。

大分県のオートポリスでのレースは5月21~22日に予定されていたが、4月中旬の九州地方における震災発生を受け、既に開催延期が決まっていた。4月14日の最初の大きな地震によるオートポリスそのものの大きな損壊等はなかった模様だが、翌日深夜(16日未明)の再度の大きな地震以降、オートポリスにも明確な被害が生じている。コース、そして施設・建物への影響もあるなか、GTAと関連各所は今季のオートポリス戦中止の決定に至った。

なお、代替案として「残りのレースのどこかを2レース化する方向で検討している」ことも坂東代表は併せて公表。さらに、具体的な可能性があるのは8月6~7日の富士戦か11月12~13日のツインリンクもてぎ戦(最終戦)であることも明らかにし、「5月中には正式に発表できると思います」としている。

SUPER GTの場合は予選方式やウエイトハンデ制をどう取り扱うのか等、2レース制の施行詳細決定に際しては複雑な要素も少なくないが、いずれにせよ今季シリーズは7大会に減りながらも、全8レース催行は維持、というかたちで進められていくことになる。

《遠藤俊幸》

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