ドイツの高級車メーカー、アウディは4月22日、ドイツ・ネッカースウルム工場において、改良新型『A8』の生産を開始した。
ネッカースウルム工場は、アウディの主力工場のひとつ。アウディは同工場に投資を行い、17か月をかけて、拡張工事に取り組んできた。
そして今回、A8用の新たな組み立てラインと車体プレス工場が完成。アウディは最新鋭の設備を導入した新工場で、改良新型A8の生産を開始している。
ネッカースウルム工場では、1994年の初代モデルから一貫して、A8の生産を行ってきた。同工場では、大型セダンの生産拠点としての地位を強化していく。
アウディ取締役会のHubert Waltl生産担当取締役は、「改良新型A8の生産は、ネッカースウルム工場にとって、重要なマイルストーン」と述べている。