7月28~31日に開催されるコカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会に参戦予定のエヴァRT初号機TRICK STARは12日、チームの公式ブログで鈴鹿8耐の第3ライダーにエルワン・ニゴンを起用することを明らかにした。
アニメ「エヴァンゲリオン新劇場版」とコラボし、今年も参戦するトリックスターレーシング。鈴鹿8耐には7度目の挑戦となる。すでに出口修と井筒仁康が参戦ライダーとして決まっており、第3ライダーが誰になるのか注目を集めていたが、昨年に続きニゴンを起用することとなった。
2014年のルマン24時間レース(2輪)優勝をはじめ世界耐久シリーズでも活躍し経験豊富で、昨年の鈴鹿8耐も激戦の公式予選を勝ち抜きトップ10トライアル進出。チームからの評価も非常に高かったようだ。
決勝でも上位入賞が期待されたチームだったが、決勝日朝のウォームアップでメイン・スペアの両マシンをクラッシュで損傷させてしまい一時レース棄権の危機にも陥ったが、メカニックが懸命に修復、スタート時間ギリギリにグリッドへ。満足な状態で戦うことは出来なかったが、3人でバトンをつなぎ11位でチェッカーをうけた。
今年はカワサキの新型『ZX-10R』で8時間の長丁場戦に挑むトリックスター。昨年は不本意なレース結果になってしまった分、今年のリベンジに期待がかかる。