【人とくるまのテクノロジー16】トヨタ車体、助手席回転チルトシートなどを出展

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トヨタ車体 ブースイメージ
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トヨタ車体は、5月25日から27日までパシフィコ横浜で開催されるる自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016」に出展し、福祉や環境に関する同社製品・技術を紹介する。

福祉分野では、昨年12月よりトヨタ『シエンタ』『ポルテ』などのウェルキャブに新設定された「助手席回転チルトシート」(ユニット)を展示する。同シートは、さまざまな顧客に利用してもらえるよう「普通のクルマ化」をキーワードにトヨタと共同開発。座面の前側を下げることで乗降性が向上するとともに、乗降に必要なスペースを縮小し、駐車場での乗り降りを容易としただけでなく、ベース車と同等の乗り心地を追求している。

環境分野では、超精密・高速プレス加工技術を用いてトヨタと共同開発した「3Dファインメッシュ流路」を展示。3Dファインメッシュ流路は発電効率を飛躍的に高める3次元的な微細格子構造を持ち、トヨタ『MIRAI』の燃料電池スタックの空気極側流路を構成する基幹部品として搭載されている。

また、自動車の軽量化と森林の再生につなげることをねらいに、間伐材(スギ)を強化繊維として利用し、熱可塑性樹脂と組み合わせた難燃性射出材料「TABWD/タブウッド」を展示。TABWDはアルファード ハイブリッド車などのエンジンルーム内のワイヤーハーネスプロテクターとして採用されている。

このほかトヨタ車体は、自動車技術会主催の特別企画「超小型モビリティの試乗」コーナーにも参加。超小型EV『コムス』の体験試乗を行う。

《纐纈敏也@DAYS》

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