トヨタ紡織は、5月25日から27日までパシフィコ横浜で開催されるる自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016」に出展する。
今回のテーマは、「安心・快適」「安全」「環境」。アルファード/ヴェルファイア コンプリートカーに搭載した乗り心地にこだわったシートや、環境に配慮した内装部品、ユニット部品を展示するとともに、製品開発のコアとなる生産技術や評価・解析技術など、一連の技術開発の取り組みを紹介する。
特に材料開発技術では、環境にやさしい新開発材料の製品化を提案。ポリプロピレン(PP)に高耐衝撃バイオプラスチックを添加することで、世界トップクラスの軽量化と衝撃強度を両立した軽量発泡基材や、PPにヒノキ木粉を練り込むことで、意匠性に富む木の風合いと、リラックス・抗菌などヒノキの効能を有するプラスチック材料の自動車部品などへの活用例を提案する。