スズキグループ国内取引状況、1次仕入先は1154社…東京商工リサーチ調べ

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東京商工リサーチは、スズキが軽自動車の燃費データを法規と異なる方法で測定していたことを公表したことを受け、スズキグループの取引状況を調査し、その結果を発表した。

それによると、スズキグループの1次仕入先は1154社。産業別では、部品メーカーなど製造業が647社(構成比56.0%)で最多。次いで卸売業が212社(同18.3%)、サービス業他が99社(同8.5%)、運輸業が76社(同6.5%)の順だった。業種別では、自動車部分品・附属品製造業が180社で最多。以下、一般貨物自動車運送業(39社)、金属用金型・部分品・付属品製造業(34社)、自動車部分品・付属部品卸売業(33社)と続く。

1次販売先は2666社で、ディーラーや車両販売店などの小売業が1859社(同69.7%)と最も多く、次いで、車両リースや整備業などサービス業他が470社(同17.6%)だった。業種別では、二輪自動車小売業(993社)が最多。以下、自動車(新車)小売業584社、自動車一般整備業(336社)、中古自動車小売業(98社)と続く。四輪車と二輪車では燃費の測定方法は異なるが、今回の公表によるブランドイメージの低下が二輪にまで波及した場合、二輪自動車小売店にも影響がおよぶ可能性がある。

またスズキグループ、三菱自グループの重複取引先は、1次仕入先では167社だった。産業別では、製造業が123社(構成比率73.6%)が最も多く、次いで卸売業の29社(17.3%)。2次仕入先では、1711社が重複。産業別では製造業の995社(同58.1%)が最多で、卸売業の547社(31.9%)と続く。

《纐纈敏也@DAYS》

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