国交省、スズキに5月31日までに再度報告求める…立ち入り検査は現時点で予定なし

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スズキ本社
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国土交通省は、燃費測定方法で不正を行っていたスズキに対して5月31日までに詳細について報告することを求めたことを明らかにした。

スズキは、現在販売している16車種の走行抵抗について測定状況を確認したところ、タイヤ、ブレーキ、トランスミッションなど、装置ごとの転がり抵抗の実測値や風洞試験装置で空気抵抗の実測値を積み上げた走行抵抗値を使用していたことが判明したとして、国土交通省に報告した。走行抵抗のデータは、「惰行法」と呼ばれる決められた手法で取得することが規定で決まっている。

スズキでは、規定と異なる方法で取得したデータと、惰行法による実測値との乖離が「誤差の範囲内」として燃費値は修正する必要ないとしている。

国交省では、惰行法による実測値との乖離率など、提出されたデータを裏付ける資料がないとして、スズキに対して詳細について再度報告するよう求めた。現時点で予定していないものの、状況に応じては立ち入り検査も検討するとしている。

《レスポンス編集部》

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