【レッドブル・エアレース 第3戦】風は止められないので、風呂に入って寝る…室屋選手

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
予選中止の記者発表に臨む室屋選手。「決定には感謝。」
予選中止の記者発表に臨む室屋選手。「決定には感謝。」 全 8 枚 拡大写真

強風と高波で予選中止となったエアレース千葉大会。室屋選手は、予選開始前に実施されたハンガーウォークでのインタビューでは、機体のモディファイやチームの状態もよくなったと自信をのぞかせていたが、予選中止発表の記者会見ではむしろリラックスしたコメントも飛び出した。

【画像全8枚】

室屋選手は、ハンガーウォークのインタビューでは「去年よりテクニカルなコースですが、ホームなので時差ぼけがないのでいいですよ。」と述べ、機体については「細かいセットアップもうまくいっています。まだ塗装が半分しか終わってませんが、脚のカバーやフェアリングも少し変えています。全体的にいい状態です」とまずまずの手応えを語っていた。

室屋選手の機体には、ウィングレット(小翼:主翼の両端に取り付けられた垂直の羽根)がない。ウィングレットは低速での揚力確保、垂直上昇で効果を発揮するが、横風の影響を受けやすい面もある。3日の練習飛行では、室屋選手はトップタイムを出している。

その後の記者発表では「予選中止は残念だが、主催者の勇気ある決断には感謝している。風は止められないので、気にしてもしょうがない。今日は風呂に入って寝ます」とコメントしていた。

4日の時点では、5日の決勝レースは予定通りの進行で開催されると主催者は発表している(レースの組み合わせは現時点のシリーズランキングで決定する)。天候次第だが、明日の室屋選手の活躍に期待したい。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る