【ルマン24時間 2016】残り1時間…トヨタかポルシェか、その差わずか30秒

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2016ルマン24時間レース
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日本時間の18日22時に始まった2016ルマン24時間レース。いよいよゴールまで1時間を切った。気になる優勝争いは5号車トヨタと2号車ポルシェの一騎打ち。その差はわずか30秒と接近している。

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終盤になっても激しいトップ争いを繰り返していた2台だが、残り4時間のところで5号車がトップへ浮上。そのままポジションを守りきったアンソニー・デビッドソンが残り2時間15分でピットイン。アンカーとして中嶋一貴がマシンに乗り込んだ。

しかし、追いかける2号車ポルシェも諦めておらず、こちらのアンカーであるニール・ジャニが3分22秒台のハイペースで猛追。それに対し、一貴も意地で対応しレース終盤とは思えないほどのペースで周回を重ねた。

全く気が抜けないまま、いよいよ最後の1時間へ突入。ここまで来て1位、2位が同一周回というのは最近では比較的珍しいこと。30秒差であればちょっとしたアクシデントですぐ入れ替わってしまうほどの間隔のため、おそらくファイナルラップまで気の抜けない戦いが続くだろう。

トヨタが悲願の初優勝を飾るのか、それとも「耐久王」と言われるポルシェが意地で逆転を果たすのか。いよいよクライマックスを迎える。

2016ルマン24時間レース 23時間経過時点:順位
<LMP1>
1.#5トヨタ(366周)
2.#2ポルシェ(+28.1秒)
3.#6トヨタ(4周遅れ)
4.#8アウディ(13周遅れ)
5.#7アウディ(19周遅れ)

《吉田 知弘》

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