「英国はEU残留がベスト」英トヨタ、従業員に警告

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ英国工場(参考画像)
トヨタ英国工場(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

6月23日、英国ではEU(欧州連合)から離脱するか、残留するかを問う国民投票が行われる。これを前に、トヨタ英国法人が、従業員に異例の警告を発した。

【画像全3枚】

これは6月20日、トヨタ・モーター・マニュファクチャリングUKが、英国最大の労働組合「ユナイト」と連盟で発表したもの。

国民投票を前に、「ビジネスの視点に立てば、英国はEUに残留するのが、企業活動や長期的な競争力にとってベスト」とのメッセージを発信している。

また、トヨタ・モーター・マニュファクチャリングUKは改めて、EU離脱派の「ボート・リーブ(Vote Leave)」とは無関係であることを強調。これはボート・リーブがパンフレットに、トヨタのロゴマークを無断使用。「トヨタがEU離脱を支持している」との誤解を生んだため。

トヨタ・モーター・マニュファクチャリングUKは、「英国がEUから離脱すれば、現行の関税ゼロでの貿易は困難になるだろう。車両価格の引き上げなど、販売面に悪影響を及ぼす」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ、新基準原付の110cc『スーパーカブ』『クロスカブ』3機種を発表…34万1000円から
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  4. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  5. あの伝説のホイール“TE37”に23インチが登場?! 技術の進化は止まらない、レイズの新世代スタンダードを体現PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る