中央分離帯のり越え対向車と衝突、トラック運転者が重体

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17日午後3時ごろ、山口県周南市内の国道2号を走行していたトラックが対向車線側へ逸脱し、対向車2台と衝突。後続車1台も巻き込まれるなど、車両4台が関係する多重衝突に発展した。この事故でトラックの運転者が意識不明の重体となっている。

山口県警・周南署によると、現場は周南市若山付近で片側2車線の直線区間。トラックは中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ逸脱し、対向車線を順走してきた軽乗用車など2台と次々に衝突。反動で自車線に戻ったところ、後ろから進行してきたクルマ1台も衝突。車両4台が関係する多重衝突に発展した。

この事故でトラックを運転していた50歳代とみられる男性が意識不明の重体。別のクルマの1人が打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。

トラックの運転者は疾病原因で意識を失っていた可能性もあり、警察では男性の身元特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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