米国市場の最量販車、フォード『F-150』。同車の先代モデルが北米で、およそ27万台のリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、フォードモーターが明らかにしたもの。北米市場において、先代フォードF-150の一部車種のリコールを行うと発表している。
今回のリコールは、ブレーキの不具合が原因。フォードモーターによると、先代F-150のブレーキマスターシリンダーから、ブレーキ液が漏れる可能性があり、制動力が低下する恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、先代F-150の2013-2014年モデルの一部。北米で販売されたおよそ27万1000台が、リコールに該当する。なお、フォードモーターは、この不具合に起因した事故を9件把握。いずれも、負傷者はいないという。
フォードモーターは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、ブレーキマスターシリンダーを交換するリコール作業を行う。