【ルノー キャプチャー カンヌ】フランスの文化を伝える日本独自の限定車

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ルノー キャプチャー カンヌ
ルノー キャプチャー カンヌ 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは『キャプチャー』の限定車、『キャプチャー カンヌ』を50台限定で発売した。カンヌとは3大国際映画祭のひとつ、カンヌ映画祭にちなんでおり、ルノーは34年の長きにわたりカンヌ映画祭に協賛、オフィシャルカーを提供しているという。

【画像全8枚】

「フランスの自動車メーカーの代表ともいえるルノーは、フランスの文化を様々な形でサポートしており、ルノー・ジャポンも、クルマを売るだけではなく、日本のユーザーにクルマのある楽しい生活や、個性ある生活を届けている」と話すのは、ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏だ。そして、「その個性ある生活の中で、フランスの文化を見て、聞いて、感じてもらい、益々その生活を豊かにしてもらう。そういうコンセプトをミッションとして様々な活動を行っている」と述べる。

その一例として大極氏は毎年5月に開催している“カングージャンボリー”を挙げる。これは『カングー』ユーザーが集まるもので、最初は100から200人程度から始まったが、8回目となる今年は4000人を超えるオーナーズミーティングに成長した。その特徴は、「何をするわけでもなく、それぞれのユーザーが自分なりのカングーを作って、自分なりの楽しみ方で集まるものだ」と大極氏。この内容は、フランス本社のホーム―ページで紹介されたとともに、イントラネットで、日本初の情報として全世界に発信された。

更に、「インポーターを集めたグローバル会議でプレゼンを行い、このイベントだけではなく、キャプチャーカンヌのようなフランスの文化を伝える日本独自の限定車を紹介。その反響はルノーを楽しんでもらうに相応しいと評価された」。そこで、「ユーザーと楽しむという気持ちが日本発で世界に広がって行けば嬉しい」と大黒氏は語る。

キャプチャーカンヌに関して大極氏は、「ブラウンのルーフや、ブルーとブラウンの組み合わせはなかなか日本では見られないものだ。こういう色合わせもフレンチタッチとして、我々が発信できるフランスらしさだ」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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