霞が関に「宅配ロッカー」を設置…再配達抑制へ

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国土交通省は、受け取りやすい宅配の実現と再配達抑制に向けた先導的な取り組みとして、7月1日から期間限定で、東京都千代田区の中央合同庁舎3号館内に、宅配ロッカーを設置する。

消費者のライフスタイルが多様化する中、宅配便の受取方法の多様化を図るとともに、再配達削減を図る先導的な取組のアピールするため、7月1日から約1カ月間、中央合同庁舎3号館内に宅配ロッカーを設置し、国土交通省職員による体験利用を実施する。

電子商取引市場が直近5年間で約1.9倍に拡大したことなどに伴い、宅配便等取扱個数は、同期間で1.15倍となっている。一方で、宅配便のうち約2割が再配達となっており、それに伴う二酸化炭素の排出やトラックドライバー不足など、社会的損失が発生している。解決手段の一つとして、宅配ロッカーの受取方法の多様化が挙げられており、コンビニエンスストアでの受取や分譲マンションへの宅配ボックス設置が関係者により進められているほか、鉄道駅へ宅配ロッカーを設置する実証実験も行われている。

今回、宅配ロッカーをオフィスビルに設置するのは初めて。国土交通省が取り組みを促してきた、1つの宅配ロッカーで複数の宅配事業者の荷物が受け取れる「オープン型宅配ロッカー」となる。また、宅配ロッカーの再配達時の受け取りだけでなく、当初から配達先住所として指定する受け取りも実験的に可能とする。

国土交通省職員の体験利用の結果は、関係各者で共有・フィードバックする予定。

《レスポンス編集部》

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