【MINI コンバーチブル】こだわりの室内空間

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MINI コンバーチブル
MINI コンバーチブル 全 8 枚 拡大写真

MINI『コンバーチブル』のボディは先代から若干サイズアップされ、それに伴い室内空間も拡大された。

「特にリアシートはニールームで約4cm、横方向のショルダールームで約3cm拡大しており、4人が快適にオープンエアドライビングを楽しめるクルマに仕上がった」とは、ビー・エム・ダブリューMINIディビジョンプロダクト・マーケティング・マネジャーの岡田信之氏の弁。

同時にトランクスペースも約25%拡大された。屋根を開けた状態でも160リットル。閉じた状態では最大215リットルの容量を確保。更に、コンバーチブルの場合、「開口部が狭くなりがちで、大きいものを積むときに苦労するケースがある」と岡田氏。そのためにイージーローディング機能が用意された。「これは幌の後端の一部を跳ね上げることで、トランクスペースの開口部を確保するもので、スーツケースなどを積載するときには重宝する機能だ」と述べる。

このソフトトップは新設計で、従来よりも軽量化が図られた。開閉に要する時間は18秒で、30km/hまでであれば開閉操作が出来る。岡田氏は、「停車中に開閉を初めて交通の状況で走り始めたとしても、開閉操作を終わらせることが可能だ」と話す。また、「開閉に18秒も惜しいという方のために、サンルーフ機能もある」。これは、あたかもサンルーフかのように前端から約40cmソフトトップをスライドさせることが出来るので、「手軽にオープンエアを楽しむことが可能だ」という。

オープンモデルは、インテリアもエクステリア同様、幌を開けると、「外からも見られる空間、つまり、自分を表現する空間になる」。そこで、「コンバーチブルでは特別のレザーチェスターモルトブラウンも選択可能だ。これは華やかさもありながら落ち着きがある。更に、クロスステッチを採用し、デザインにまでこだわった、コンバーチブル専用レザーとして用意した」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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