【新聞ウォッチ】悲しみと怒りのバングラテロ事件、交通インフラ支援の日本人7人死亡

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日本時間2日未明、バングラデシュの首都ダッカでイスラム過激派とみられる武装集団による人質テロ事件が発生した
日本時間2日未明、バングラデシュの首都ダッカでイスラム過激派とみられる武装集団による人質テロ事件が発生した 全 4 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全4枚】

2016年7月4日付

●テロ犯現地の過激派、バングラ高学歴・裕福・20代(読売・1面)

●自動運転シンポ、安全性など議論(読売・4面)

●問われる安全強化策、日本企業、出張禁止など指示(毎日・3面)

●日本勢11品目シェア首位、先端部品・素材強み、世界15年調査(日経・1面)

●経営の視点、車・IT、技術のみならず、ルールが変える競争の姿(日経・5面)

ひとくちコメント

バングラデシュの首都ダッカの飲食店で発生したイスラム過激派とみられる武装集団による人質テロ事件。交通インフラ事業などの開発援助に取り組む日本人7人が死亡し、1人が重傷を負った。

テロ事件が発生したのは、日本時間で週末土曜日の未明(7月2日午前0時20分)ごろで、その日の各紙の夕刊では「飲食店に武装集団、襲撃日本人人質化」(毎日)という第一報の情報しか報じられていなかった。

菅官房長官が2日午後11時半から記者会見し、「人質20人が死亡。このうち、男性5人、女性2人の計7人が日本人だった」と発表したことで、1夜明けた3日の朝刊では「日本人7人死亡、JICAの関係者、男性1人は救出」と伝えた。

そして、きょうの各紙では、「20歳代の若者で、ほとんどが裕福な家庭に育ち、大学にも通っていた」というテロの実行犯の実態が明らかになったこと。それに、日本人の犠牲者の身元が判明したことを中心に取り上げているが、事件に巻き込まれた人は、いずれもJICAの円借款プロジェクトでダッカの交通渋滞解消のための支援事業に尽力していた専門家たちだという。

「『海外で活躍』夢半ば」(朝日)、「帰らぬ大切な人」(毎日)、「断たれた7人の志」(東京)などを読むと、悲しみとともにやりきれない怒りがこみあげてくる。

また、ダッカで起きた人質テロ事件は、日本を含む各国大使館などが集まる中心部の高級レストランで起きた。毎日などは、「テロが世界に拡散する中、海外での安全確保の難しさが改めて浮き彫りとなっている」と伝えている。

《福田俊之》

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