水素がもれるトンネル内も行ける防爆ロボ、作業人員・時間も削減…2000万円から

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三菱重工業と千葉工業大学が共同発表した国内初 防爆性能を備えた遠隔操縦式の移動ロボット「桜II号(防爆仕様)」(7月12日、東京・品川 三菱重工業本社にて)
三菱重工業と千葉工業大学が共同発表した国内初 防爆性能を備えた遠隔操縦式の移動ロボット「桜II号(防爆仕様)」(7月12日、東京・品川 三菱重工業本社にて) 全 23 枚 拡大写真

三菱重工業と千葉工業大学が共同開発した防爆仕様遠隔操縦ロボット「桜II号」は、国内で初めて防爆型式検定に合格した『Ex px[d] II B+H2 T4 Gb』という仕様で、さらに今後「欧州防爆規格ATEX指令にもとづいた防爆認証も取得し、海外へも売り出していく」という。

【画像全23枚】

この Ex px[d] II B+H2 T4 Gb という記号は、Ex px[d]が「内圧+耐圧防爆構造」を、II B+H2が「水素を含む引火性ガスに対応」を、T4 Gbが「ゾーン1に対応」を表している。ゾーン1対応について同社は「オイルタンク内部意外、ほとんどの危険場所に対応する」と説明していた。

「たとえば、トンネル内で水素タンクローリーが転倒、ガソリンも飛散しているという状況では、緊急車両とロボットが到着し、消防関係者がロボットを操作。探査開始から安全確認、救急隊が入坑するまで1時間として、すべての作業が4時間で済む想定。ロボットなしの場合、少なくとも5人が必要だったが、ロボット導入で作業員が5人から2人に、入坑までの時間が10時間から4時間に短縮できる」

「作業時間の短縮、作業人員の削減にも貢献する」という防爆仕様ロボ「桜II号」。その値段は「2千万から」。その市場規模については「全世界で3000台。国内ではその1割から2割ほどを想定している」とも伝えていた。

《レスポンス編集部》

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