横浜ゴムは乗用車用スタッドレスタイヤブランド「アイスガード」初のSUV用となる「アイスガード SUV G075」を9月から順次発売すると発表した。
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アイスガード SUV G075は、氷上性能の向上を主眼に、性能永持ちと省燃費、都市型SUVに対応する静粛性を追求して開発。アイスガードの基本コンセプト「氷に効く」「永く効く」「燃費に効く」を投入し、その最新技術を搭載した。
「氷に効く」では、アイスガードの最新コンパウンド技術「スーパー吸水ゴム」とパターン技術を取り入れた専用トレッドパターンを採用した。スーパー吸水ゴムがスリップの原因となる水膜を吸水し、さらにトレッドパターンとの相乗効果で高い接地性とエッジ効果を発揮。氷上制動性能を従来品に比べ23％向上した。
「永く効く」では、スーパー吸水ゴムに配合した「ブラックポリマーII」と「エボ吸水ホワイトゲル」が低温時でもゴムの柔らかさを維持し、長期間にわたって高レベルの氷上性能を持続する。
「燃費に効く」では低燃費タイヤブランド「ブルーアース」の技術を応用した「低発熱トレッドゴム」を採用。発熱によるエネルギーロスを抑え、転がり抵抗を5％低減した。さらに横浜ゴム独自のシミュレーション技術により溝配置を適正化することでパターンノイズを28％低減するなど静粛性を高めている。
発売サイズは235/55R18 100Q～175/80R15 90Qの24サイズとし、今後もラインアップ拡充を図っていく。価格はオープン。
