6月末、米国で決勝レースが開催された「第100回パイクスピーク国際ヒルクライム」。総合優勝を果たしたホンダエンジン搭載マシンを駆るロマン・デュマ選手のオンボード映像が、ネット上で公開された。
今年のパイクスピークを制したのは、改造無制限クラスに参戦したロマン・デュマ選手。同選手は、今年のルマン24時間耐久レースで総合優勝したポルシェ『919ハイブリッド』2号車のドライバーのひとり。
ロマン・デュマ選手のマシンは、ノルマ『M20 RDリミテッド』。ホンダの北米モータースポーツ部門、「HPD」(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)が開発したエンジンを積む。
このロマン・デュマ選手が操るノルマM20 RDリミテッドは6月27日、パイクスピークの決勝レースを8分51秒445のタイムで駆け抜けた。改造EVクラスに参戦したリース・ミレン選手(2015年の覇者)の8分57秒118に、6秒近い差をつけて、2016年のパイクスピークを制している。
同選手のパイクスピーク総合優勝は、2014年に続いて2度目。迫力のオンボード映像は、公式タイム計測を担当したタグホイヤーが、公式サイトを通じて配信している。